皆さんは年にどれくらい映画をみますか?
私は100本くらい! そんなことで…
これから映画の感想を気ままに書いていきたいと思います。
これまで見てきた映画や上映中の映画についても自由にいかせていただきます!
それでは!
映画の登場人物
引用元様
映画『ルックバック』に登場する京本(左)、藤野(右)
結論から!
ここだけの話…
漫画版の方が好きです💦
理由は京本自宅で積んであるスケッチブックの数を見た際、藤野の表情です。
原作の方が、解釈一致でした。
漫画版を読んでいない方は是非読んでみてください!
書き込みの素晴らしさ
映画『ルックバック』は、藤本タツキさん原作の漫画を映画化した作品で、その圧倒的な演出力と繊細な描写に心を打たれました。
個人的に「留守?」と書かれたシーンの描き込みは圧巻。
ほんの数秒のカットにも関わらず、背景の情報量と感情の込められたディテールがすごい。
その他のシーンでも作画の暴力でキャラクターの心情をぶち込んできます。
そういった点で漫画版ファンとしては、漫画版と映画版の違いも楽しめるポイントです。
漫画と映画の違いが生む新たな体験
漫画版ではコマ割りや静止画が持つ独特の間が物語を引き立てていましたが、映画版では音楽やカメラワークが加わり、原作にはない「動き」と「音」が物語をさらに立体的にしています。
特にラストシーンの音楽は、その音量と迫力で観る者の感情を揺さぶりますが…
完全に個人の意見ですが、BGMがかなり大きいと感じました。
ここで泣いてくださいねーと用意された感動のような気がしてね。
ポスターに隠されたメッセージ
劇中には、さまざまな映画のポスターがさりげなく貼られています。
ワンスアポンアタイムインハリウッド
バタフライエフェクトなどなど
これらがただの装飾ではなく、物語の伏線として機能していることに気づいたときはもう…
主人公たちの夢や葛藤が描かれた映画ポスターは、彼らの未来を暗示しているようにも見えます。
こうした細部へのこだわりが、『ルックバック』の奥深さを際立たせているのかなと。
人間味あふれるキャラクターと普遍的なテーマ
映画版では、登場人物の表情や仕草がよりリアルに描かれています。
その中でも、主人公たちが抱える「夢」と「現実」の狭間での葛藤は、誰もが共感できる普遍的なテーマとして心に響きます。
藤本タツキさんの作品らしい、「不完全な人間の美しさ」を感じさせる描写と、観る者に問いを投げかけるストーリー。
この映画を観終わったあと、きっとあなたも「自分のルックバック」を始めてしまうはずです。
映画『ルックバック』をもっと楽しむために
• 漫画版を先に読むのがおすすめ:漫画と映画の違いを比較することで、より深い楽しみ方ができます。
• 伏線を探す視点で鑑賞:背景やセリフのひとつひとつに注意を払うと、新たな発見があるかもしれません。
• エンドロールまで余韻を楽しむ:音楽が大きな感動を呼び起こします。(人による)
『ルックバック』は、繊細な感情表現とストーリー展開で、観る者の心に深く刻まれる作品です。まだ観ていない方は、ぜひ映画館で体験してください!
私はもう3回見ました(笑)
じゃあなんで漫画を描くの?
この問いは本当に素晴らしかった。
おわり